不動産ニュース / 開発・分譲

2005/8/30

豊洲2丁目の造船ドック跡地開発、住宅街区名称「パークシティ豊洲」に決定

 石川島播磨重工業(株)と三井不動産(株)は30日、両社が東京都江東区豊洲2丁目で進めている、大規模複合型ウォーターフロント開発のプロジェクト名称を「豊洲、未来都心!プロジェクト」に決定したと発表。また、住宅街区の名称を「パークシティ豊洲」(総戸数1,476戸)に決定、販売活動を本格始動することを明らかにした。

 「豊洲、未来都心!プロジェクト」は、地上52階建てのA棟、地上32階建てのB棟、地上7階建てのC棟の3棟からなる「パークシティ豊洲」と、食品スーパーやスポーツクラブ、シネマコンプレックスなど約200の専門店からなる商業施設とで構成。歴史的産業遺構である造船ドック跡を保存・活用し、ウォーターフロントに新たな都市空間の創造をめざすもの。

 このほど名称が決定した「パークシティ豊洲」は、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩6分に位置。2006年には新交通ゆりかもめ「豊洲」駅も開通予定となっており、交通利便性に優れた立地に誕生する。
 開発キーワードは“景観・環境・防犯・防災・育児”。東京都および独立行政法人都市再生機構との連携により整備する海沿いの広場スペースや、海に臨むスカイラウンジ・プール等の共用施設について、海との連続性を意識した空間を創出。さらに、2,000本以上の中高木の植栽や屋上緑化などにより、緑豊かな住環境を整備する。
 また、保育所や託児所も設置予定で、商業施設に出店予定の子供向け社会教育型テーマパーク「キッザニア」(本社:メキシコ)と合わせ、子育てをしやすい環境づくりを行なっていくとしている。

 販売は2006年春からスタート。2008年3月の竣工を予定している。
 なお、商業施設部分の竣工は2006年秋の予定。

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