東急不動産(株)は31日、2005年5月11日付で公表した2006年3月期の業績予想(個別・連結)を修正したと発表した。
これにより、中間期・個別で売上高900億円(前回発表予想、同)、経常利益75億円(同55億円)、当期純利益▲110億円(同▲120億万円)。
同・連結で売上高235億円(前回発表予想、同)、経常利益110億円(同80億円)、当期純利益▲130億3,000万円(同▲140億円)に修正。
通期・個別では、売上高2,350億円(前回発表予想2,200億円)、経常利益360億円(同200億円)、当期純利益50億円(同10億円)。
同・連結では、売上高5,500億円(前回発表予想5,350億円)、経常利益520億円(同350億円)、当期純利益80億円(同40億円)に上方修正となった。
修正の主な理由として同社では、当初30億円を予想し組み込んでいたSPCからの売却配当が、SPCを通じて開発中の「九段北プロジェクト」をジャパンリアルエステイト投資法人に売却することとしたことなどから180億円となったことを挙げている。
また、賃貸業の増収や販売費の減少などから中間期の単体経常利益を20億円上方修正したことや、子会社の東急リバブル等の改善見込み等により連結経常利益を30億円の上方修正したことなども挙げている。