国土交通省総合政策局は9日、平成17年7月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
これによると平成17年7月の建設工事受注高は4兆8,019億円(対前年同月比5.6%増)となった。そのうち元請受注高は3兆2,813億円(同2.6%増)、下請受注高は1兆5,205億円(同12.6%増)であった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆1,103億円(同▲2.4%)で、4ヵ月連続の減少、民間等からの受注高は2兆1,710億円(同5.4%増)で、15ヵ月連続の増加であった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、同0.1%増の1兆509億円。うち国の機関からは3,060億円(同10.2%増)、地方の機関からは7,448億円(同▲3.6%)であった。
民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等の受注工事額(1件500万円以上の工事)は3,018億円(同21.9%増)、建設工事・建設設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は5,270億円(同19.9%増)となった。
なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/toukei-jouhou.html)にて閲覧可能。