不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2005/9/15

純利益38.7%増/明豊エンタープライズ「2005年7月期決算」

 (株)明豊エンタープライズは14日、「2005年7月期決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期(2004年8月1日~2005年7月31日)単体業績の売上高は299億9,700万円(前期比16.4%増)、営業利益は25億600万円(同34.6%増)、経常利益は17億1,200万円(同46.7%増)、当期純利益は13億6,900万円(同116.3%増)。
 当期連結業績(対象1社)の売上高は318億3,800万円(同12.3%増)、営業利益は27億円(同12.3%増)、経常利益は18億9,800万円(同10.4%増)、当期純利益は14億7,900万円(同38.7%増)であった。

 セグメント別には、不動産分譲事業において、共同事業物件として「コスモ瀬谷パークサイドステージ」「エールガーデン」等の大型物権をはじめとする10物件を供給。単独事業としても、ディベロッパーへの一棟卸や不動産ファンドへの売却を行なった結果、売上高284億9,500万円(前期比13.7%増)、営業利益23億900万円(同25.0%増)を計上した。
 不動産賃貸事業については、外断熱工法を採用した100年耐用型賃貸マンション「サンフル豊洲プロセンチュリー」(総戸数223戸)、「サンフル目黒青葉台プロセンチュリー」(同40戸)が竣工・満室稼働。また、サブリース事業において新規受託物件の募集に注力したことにより、売上高20億5,800万円(同5.4%増)、営業利益3億2,500万円(同2.2%増)となった。

 なお次期は、2006年1月に外断熱工法を採用した100年耐用型分譲マンション「サンフル池上シェルゼ」が竣工予定で、春以降引き続き新規物件を販売していくことを計画。今期に立ち上げた私募ファンド「エコ・ファンド」やJREITなどに向けた一括売却予定の物件に関しても、10棟80億円程度の竣工・売却を見込んでいる。
 また、100年耐用型マンションの供給促進を図るべく、2006年春には外断熱パビリオンを竣工させるとしており、積極的に広告宣伝活動を実施していく方針。
 これらにより、次期連結売上高335億円(前期比5.2%増)、経常利益20億1,000万円(同5.9%増)、純利益11億1,000万円(同▲25.0%)を計画している。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/25

記者の目を公開しました

今の若い世代が集合住宅に求めるものとは?」を公開しました。
住宅に求められるものが多様化する中、若い世代は何を求めているのでしょうか。今回は、若者自身が集合住宅の企画アイディアを提案する「学生プランニングコンペ」(開催:スカイコート(株))を取材しました。