不動産ニュース / 開発・分譲

2005/9/20

オフィス・ホテルの複合開発「銀座三井ビルディング」竣工

 三井不動産(株)が開発を進めていた、オフィス・ホテルの複合用途からなる「銀座三井ビルディング」(東京都中央区、地上25階建て)が、20日竣工した。

 1階から15階までを占めるオフィスフロアは、耐震・セキュリティ・環境・情報化対応など、最新鋭の設備・仕様を装備。天井高2.8m、約500坪の無柱スペースとなっており、テナントとして(株)リコーの全館使用が決定、満室での竣工となった。

 また、16階から25階には「三井ガーデンホテル銀座」(361室)が11月15日にオープンする。
 同ホテルでは、日本のホテルとしては初めて、イタリアの家具メーカー「カッシーナ」等のデザインを手がけるデザイナー、ピエロ・リッソーニ氏をメインデザイナーに起用。また、全室に無料の高速インターネット環境、快眠にこだわったベッドや枕などを備えており、ビジネス、観光に適した宿泊主体型のホテルとして、全国12施設のガーデンホテルシリーズのフラッグシップとなるとしている。

 なお、同ビル1階には、総合案内所「銀座-ストリートガイド」を11月にオープン予定。銀座の街を広く案内・紹介するコンシェルジェ機能を設けるほか、車椅子で歩く銀座マップの配布など、街のバリアフリー化にも貢献していく。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。