不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2005/10/26

JREITの阪急リート投資法人、東証に上場

 阪急リート投資法人(大阪市北区、執行役員:山川峯夫氏)は26日、26番目の不動産投資信託(JREIT)として、東京証券取引所の不動産投資信託証券市場に上場した。

 同投資法人は、阪急電鉄(株)が100%出資する資産運用会社「阪急リート投信(株)」(大阪市北区、代表取締役社長:山川峯夫氏)により、2004年12月3日に設立された。

 発行投資口数は69,400口、公募価格は1口当たり62万円。商業施設を主な投資対象とし、阪急電鉄グループの不動産業における企画能力および運営能力を活用することで、地価動向や経済変動に左右されず収益の維持・向上が期待できる、立地条件等の要件が優れた物件を取得していく方針。また、投資エリアに関しても、全国を対象としながら、阪急電鉄グループの情報力、ネットワークなどが活用できる「関西圏」に重点的に投資していくとしている。

 なお、2005年11月期(2004年12月3日~2005年11月30日)業績は、営業収益36億4,700万円、経常利益12億7,600万円、純利益12億7,600万円、1口当たり分配金18,387円を予想。また、2006年5月期(2005年12月1日~2006年5月31日)業績は、営業収益26億8,700万円、経常利益8億8,100万円、純利益8億8,100万円、1口当たり分配金12,701円を予想している。

 上場初日の初値(始値)は公募価格を上回る63万円となり、その後64万3,000円の高値を記録。終値は若干下げて64万2,000円となったが、公募価格を上回る好調なスタートとなった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年10月号
その物件、どう活用する?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。