東急リバブル(株)は、「2006年3月期中間決算短信」(単体・連結)を発表した。
2005年9月期における単体での売上高は244億6,500万円(前年同期比10.1%増)、営業利益は22億3,600万円(15.3%増)、経常利益は22億4,700万円(同13.1%増)、当期純利益は12億7,500万円(同26.9%増)となった。
連結では売上高262億4,800万円(同18.4%増)、営業利益は23億1,100万円(同41.0%増)、経常利益は22億6,500万円(同34.9%増)、当期純利益は12億8,800万円(同83.6%増)であった。
主力の中古住宅仲介市場において所得や雇用環境の改善に加え、住宅ローンの多様化や築年数の浅い優良物件が市場に多く出回るようになったことを背景として、取引件数が増加基調で推移。特に取引価格の高い東京都区部における取引件数が大幅に増加したことが大きな増収要因の一つとなった。
さらに中期経営計画2006年3月期を初年度とする3ヵ年中期経営計画「GROW UP LIVABLE」の達成をめざしてリテール部門においては渋谷への新規出店および新宿・上野店舗のセンター化(大型店化)を図り都心部における仲介収益シェアの拡大を実現。
これにより営業収益、営業利益、経常利益で2ケタ以上の増加を実現。中間純利益では前年比83.6%アップの大幅増を実現した。
通期の見通しについても、さらなる新規出店を予定、青山、荻窪、大井町、所沢、溝の口の大型化を実施することで取引件数の拡大、不動産投資市場への他応力強化を図ること等により、営業収益543億5,000万円(対前年同期比10.6%増)、経常利益66億円(同15.7%増)、当期純利益38億円を見込むとしている。