東急ホーム(株)は9日、建売住宅の新商品「<Refrest(リフレスト)>」を発表した。
同社では、首都圏分譲戸建市場における建売事業拡大に取り組んでおり、このほど、「快適な居住性能により、気分爽快(refresh)に暮らし、憩い(rest)に満ちた豊かな生活」を形にした同商品を開発した。
開発テーマは、「高品質と健康」。昨年10月に、健康と住宅の関連性を科学的に検証し、健康増進に寄与する住まいの探求をめざして設立した「EBH住宅研究所」の成果を反映。すべての建材をF☆☆☆☆(エフフォースター)化し、全室に健康クロスを採用したほか、天井にはハイクリーン石膏ボードを用いるなど、健康仕様を標準化した。
外観は、「シンプルモダン」「プレーリー」「スパニッシュ」の3デザインを用意、素材感や陰影などにより他社商品との差別化を図った。
新商品第1弾は、西武新宿線「下井草」駅徒歩7分、東京都中野区の第一種低層住居専用地域にて2区画を分譲する。土地面積は1号棟が101.51平方メートル、2号棟が96.01平方メートル、延床面積は1号棟が97.08平方メートル、2号棟が92.37平方メートルとなっている。販売価格は1号棟6,680万円、2号棟5,780万円。
団塊ジュニア層を当面の主力ターゲットとしながら、今後も供給エリアなどを吟味しながら事業展開していく方針。