大和ハウス工業(株)は、2006年3月期の中間決算短信(連結)を発表した。
今期(2005年4月1日~9月30日)における単体の売上高は5,481億3,900万円(前年同期比5.8%増)、営業利益は238億900万円(同1.1%増)、経常利益は254億5,400万円(同1.6%増)、中間純利益は142億6,600万円(同1.5%増)であった。
また当期連結の売上高は7,353億1,400万円(同17.4%増)、営業利益は365億2,700万円(同25.4%増)、経常利益は380億8,100万円(同23.3%増)、中間純利益は175億8,800万円(同8.5%増)であった。
中期経営計画「Challenge2005」の初年度として、グループにおける連携のいっそうの強化に努め、建物施工から維持・運営管理、リフォーム等に至る一貫したサービスなどの提供により、顧客との絆を大切にするリレーション体制の構築に努め、また当社グループの既存事業とのシナジー効果を追求したこと。また積極的に売り上げ拡大を図るためにスポーツクラブ経営等の「日本体育施設運営(株)」を連結子会社にしたことなどにより、売上高は前年同期比17.4%増の7,353億1,400万円を達成。販売費および一般管理費の伸びを抑制したことなどにより、経常利益は同23.3%増の380億8,100万円となった。中間純利益については、子会社で厚生年金基金脱退損を特別損失に計上したことなどにより、同8.5%増の175億8,800万円にとどまった。
なお通期では、単体の売上高1兆1,300億円、経常利益565億円、当期純利益310億円を、連結では売上高1兆5,000億円、経常利益800億円、410億円を見込むとしている。