日本綜合地所(株)は15日、05年度9月中間決算を発表した。
連結売上高は336億7200万円で、前年同期比▲16.4%。営業利益は25億6,100万円(前年同期比26.4%増)、経常利益は22億300万円(同43.4%増)を確保したが、本社ビル建て替えに伴う固定資産の除却損7億2,800万円、退職金給付債務の計上基準変更に伴う損失1億3,800万円などを特別損失計上したため、中間純利益は7億2,900万円(同▲2.6%)にとどまった。
主力のマンション販売では838戸、302億2,700万円(同▲40.6%)を契約。売上高324億600万円(同▲18.2%)を計上。費用対効果の高い仕入れ活動、販売活動を展開したことで利益率が向上した。
通期の連結業績予想は、売上高870億円、経常利益67億円、当期純利益31億5000万円。売上総利益率の改善と販売経費の圧縮等により、今回上方修正した。同時に、1株あたりの配当金も30円から40円に引き上げている。