不動産ニュース / 調査・統計データ

2005/11/15

首都圏供給戸数は今年最多の8,865戸/不経研、2005年10月度の「マンション市場動向」

 (株)不動産経済研究所は15日、首都圏・近畿圏における2005年10月度の「マンション市場動向」を発表した。

 これによると、首都圏における新規発売戸数は8,865戸(前年同月比8.9%増、前月比33.7%増)と増加。1戸当たりの平均価格は4,105万円となり、前年同月比で78万円(▲1.9%)のダウン。1平方メートル当たり単価は54.4万円で、同2.2万円(▲3.9%)ダウンとなった。

 契約率は83.8%(前年同月比9.1ポイントアップ、前月比2.8ポイントアップ)。10月末現在の翌月繰越販売在庫数は5,185戸(前月比275戸増)となった。
 即日完売物件は、「タワーレジデンストーキョー」1期(東京都台東区、120戸、平均5,690万円、平均3.0倍、最高22倍)をはじめとする37物件、2832戸。20階以上の超高層物件は、25物件1,882戸、契約率は93.8%であった。
 なお、2005年11月の発売戸数は9,000戸前後となる見通し。

 近畿圏における新規発売戸数は4,103戸(前年同月比24.3%増、前月比51.3%増)で、契約率は75.2%(同▲2.9ポイント、同▲0.4ポイント)。1戸当たり平均価格は3,215万円で前年同月比2.3%のアップ、1平方メートル当たり単価は43.0万円で同1.6%のダウンとなった。10月末現在の継続販売在庫数は3,904戸(前月比380戸増)。
 即日完売物件は、「エルザグレース堀江タワー」2期(大阪府大阪市、30戸、4,679万円、先着順)をはじめとする19物件、769戸。
 なお、2005年11月の発売戸数は3,800戸程度となる見込み。

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