不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2005/12/22

JPR、「川崎ダイスビル」の優先出資証券を取得

 日本プライムリアルティ投資法人(JPR)はこのほど、「川崎ダイスビル」(神奈川県川崎市)の優先出資証券(8,490口)の取得を決定した。
 取得先は東京建物(株)、取得価格は15億5,367万円。

 当該物件は、京浜急行本線「京急川崎」駅徒歩1分に立地する、土地面積4,475.45平方メートル、延床面積3万6902.01平方メートルの商業施設。
 地元地権者と川崎ダイス特定目的会社(TMK)が共同参画し、法定再開発事業(川崎駅北口地区第3西街区第一種市街地再開発事業)によって建設されたもので、TMKは同物件の敷地の一部と敷地全体に設定された地上権の準共有持分および建物の区分所有権(地下2階~10階、ただし1階および2階の一部は地権者が所有し、地下2階は区分所有権を地権者との間で共有)を保有している。なお、地下2階については、TMKを含むすべての共有者が信託を設定している。

 また、受託者(三菱UFJ信託銀行(株))はこの地下2階部分をTMKに賃貸し(マスターリース)、TMKがエンドテナントにサブリースする形となっており、信託に伴う不動産信託受益権およびマスターリースに伴い発生する賃借権も同不動産等の一部を構成している。

 取得先は、東京建物(株)で、取得価格は15億5,367万円。契約日、取得日ともに12月21日となっている。

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