不動産ニュース / その他

2006/1/19

生駒データサービスシステム、「IDSS-CREIS(アイデス クレイス)」新サービスを発表

(株)生駒データサービスシステムは16日、事業用不動産の開発、運営、投資などに従事する企業に向け、「IDSS-CREIS(アイデス クレイス)」の新サービスを発表した。

 アイデス クレイスは、空室率や賃料動向といった事業者用不動産に関するマーケットデータを、WEBをとおして提供するビジネスツール。2004年にオープンし、金融機関や投資家、PM会社、不動産鑑定士など多くのユーザーが利用している。

 これまでは、規定のエリア(都市別、ゾーン別)のマクロデータを提供してきたが、固有のオフィスビルに関する周辺状況を知りたいという要望が多かったことから、同社のデータベースを生かし、特定のオフィスビルの位置付けを把握できる「ポジショニングレポート」を開発した。

 同サービスには、WEBで同社のオフィスビルデータベースによるGIS(地理情報システム)が組み込まれており、対象ビルの位置を地図上で指定できる。
 対象ビルを中心に半径200m、もしくは400mの円商圏内のオフィスビルをサンプルとしてデータを集計、レポートを出力する。

 対象となるオフィスビルが周囲のオフィスビルに対して、どのような状況にあるのか、客観的に把握でき、投資やテナント誘致のための方策、事業性判断に活用できる。

 サービスエリアは、同社設定ゾーン内となり、東京23区の53ゾーン、大阪市・吹田市内の21ゾーン、名古屋市内の9ゾーン。
対象ビルを「規模の大小」(延床面積)・「ビルの新旧」(築年数)で分類。円商圏内において、各属性のビルがどの程度存在するのか、対象ビルがどこに位置付けられるのかを把握できるほか、競合ビルのボリュームも分かる。
 空室率と募集賃料で序列化、また、対象ビルの空室率および賃料がどこに位置付けられるのか、把握することもできる。

 アイデス クレイスの利用方法は、会員制に基づく有償サービス。会員種別は5種類あり、全会員「ポジショニングレポート」を利用できる。
 サンプルデータの入手はhttp://www.idss-creis.jp/report/まで。

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