不動産ニュース / 調査・統計データ

2006/1/20

オフィス市況改善傾向が拡大/IDSS調べ

 (株)生駒データサービスシステム(IDSS)は、1月17日、2005年12月期オフィス空室率・賃料速報を発表した。

 全国的にオフィス市況の改善傾向が強まっており、主要18都市・エリアのうち16都市・エリアで空室率が改善。空室率が対前期比で上昇したのは、岡山市と高松市のみであった。
 平均募集賃料は、11都市・エリアで下落、7都市・エリアで上昇となったが、下げ止まり感が見られる都市も多くなってきている。

 3大都市については、東京23区で空室率が4.0%(主要5区では3.6%)と、05年9月調査時の4.4%(4.0%)から順調に改善しているほか、大阪市で7.8%(8.3%)、名古屋市で7.4%(7.6%)といずれも堅調な改善の動きが見られる。

 特に、東京23区では、Aクラスビルの空室率が1.1%(1.7%)となった。都心一等地で空室が希少になってきており、需要が周辺ゾーンに流れる傾向も出てきている。
 大阪のAクラスビルの空室率も調査開始以来初めて2%を下回り、東京23区と同様、都心部の品薄感が強まっている、また名古屋でも依然、Aクラスビルに対する強い需要は持続していると分析している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。