不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/1/27

住宅地・中古マンションとも2四半期連続の上昇/「リハウス・プライスリサーチ」

 三井不動産販売は、四半期毎に調査している首都圏の住宅地・中古マンションの価格動向について、2006年1月1日時点の数値を発表した。

 首都圏の四半期変動率は、住宅地が0.9%増(05年10月1日時点は0.9%増)中古マンションは0.3%増(同0.3%増)と、共に横這いで推移し、上昇を維持した。
 また価格の変動傾向を「全調査個所に占める上昇または横ばい個所の割合」では、住宅地は99.1%(同98.2%)、中古マンションでは97.9%(同94.4%)と、いずれも上昇した。

 地域別の四半期変動率では、住宅地価格については東京23区が7四半期連続で上昇。神奈川県その他の市、東京市部も連続して上昇した。横浜市・川崎市も今期プラスに転じた。
 中古マンションについては、東京23区、東京市部、神奈川県・その他の市で2四半期連続の上昇。千葉県でもプラスに転じた。

 今後の見通しとしては、住宅地・中古マンションとも2四半期連続で上昇を維持したこと、年間変動率では中古マンションが0.2%と現行調査開始以来初の上昇に転じたことなどから、都心部住宅地・中古マンションの価格動向でも上昇基調が鮮明となっており、耐震偽装問題による心理的影響や住宅ローン金利上昇の懸念はあるものの、株価上昇など景気回復の兆しは確かなものとなっており、住宅市場も堅調に推移するものと予測。これに伴い、首都圏の住宅地・中古マンション価格共に、一部の微調整は残るものの、総じて横這いから上昇基調で推移する、としている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。