不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/1/27

「特別転身支援制度」の実施で損失が大幅増加/パナホーム「2005年3月期四半期決算」

 パナホーム(株)は、2006年3月期第3四半期の連結決算を発表した。

 当期の売上高は1,799億1,000万円(前年同期比▲0.9%)、営業利益は▲34億500万円、経常利益は▲33億2,600万円、当期純利益は67億5,200万円であった。

 住宅市場は貸家および分譲を中心に底堅い動きを続けているものの、持ち家の需要は以前低調なままで推移おり、厳しい市況にあるものの、同社では「エコライフ住宅」を商品戦略における基本コンセプトとして位置づけ、戸建て住宅事業、資産活用事業、リフォーム事業の業容拡大に取り組んだ結果、前年同期比7.9%増の2,030億2,400万円の受注残高を実現した。
 しかし建築請負事業の特性である、建物完成引き渡しが第2四半期と第4四半期に偏ることから、第1四半期・第3四半期の売り上げが相対的に小さくなり、結果として損失になった、としている。
 また四半期純損益については、当第3四半期において「特別転身支援制度」の実施により、特別損失を計上、大幅な損失となっている。

 2006年3月期通期では売上高2,660億円、経常利益47億円(2005年10月26日予想時より10億円増)、当期純利益▲31億円(同▲28億円)を見込む。

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