(株)ジェイ・エス・ビーは、2005年2月から導入していたバーチャル部屋見学システム「衛星探見ナビ」に、新たにテレビ電話機能を付加、2月10日から全国22ヵ所のUniLife店舗で運用を開始すると発表した。
「衛星探見ナビ」は、日立ソフトが提供する衛星画像アプリケーション・サービス・プロバイダーを、学生マンション紹介用にカスタマイズした「衛星不動産物件紹介システム」。店頭に設置された専用パソコンを使用して、マンションから最寄り駅までの通学経路を実際に歩いているかのようにバーチャル体験ができる。
テレビ電話機能を付加したことで、「衛星探見ナビ」の隣の専用端末を用いて通話を行ない、2つのモニタを並列して使用することで、現地スタッフだから知っている地域情報などを的確に伝えることができる。結果、あたかもその場で対面して接客を受けているような、ストレスのないサービスを実現できる。
テレビ電話システムの導入で同社では、地方からの流入者が多い大都市圏の店舗と、都市部への流出者が多い地方の店舗を連携させることで、今期2割増の集客をめざすとしている。