フジ住宅(株)は2日、「2006年3月期第3四半期決算(連結)」を発表した。
当期(2005年4月1日~12月31日)連結業績の売上高は257億600万円(前年同期比0.6%増)、営業利益は13億2,300万円(同13.5%増)、経常利益は12億7,300万円(同40.2%増)、純利益は1億7,700万円(同▲66.3%)となった。
当期は、分譲住宅事業において、分譲マンション事業から戸建住宅事業へのシフトを推進。住宅間取りや設備仕様に対する顧客ニーズに対応した「自由設計方式」の住宅が好評を得たことから、受注契約戸数が前年同期比41戸増の591戸となり、受注契約高192億2,200万円(同9.0%増)を計上した。
また、中古住宅についても、改装付中古住宅「快造くん」の販売が好調に推移した結果、受注契約高45億8,600万円(同11.5%増)を確保。不動産投資ファンド向け賃貸マンションは新規受注3棟が加わり、受注契約高54億500万円(同114.7%増)となった。
なお同社では、2005年9月1日付で不動産賃貸管理事業を新設子会社「フジ・アメニティサービス(株)」に営業譲渡したことから、連結会社間の営業譲渡に伴って発生した賃貸物件の譲渡に係る損失6億3,000万円を中間決算時に計上。また減損会計適用による、減損損失2億4,900万円を第1四半期決算にて計上している。