不動産ニュース / 開発・分譲

2006/2/6

ポラス、グループ初の耐火建築分譲住宅「マインドスクウェア竹ノ塚」発売へ

建設中の耐火建築分譲住宅「マインドスクウェア竹ノ塚」
建設中の耐火建築分譲住宅「マインドスクウェア竹ノ塚」

 ポラスグループ(株)中央住宅(埼玉県越谷市、代表:大久保浩成氏)は、グループ初の耐火建築(ツーバイフォー工法)による住宅を用意した「マインドスクェア竹ノ塚東」(東京都足立区)を発売する。6日、同物件の記者発表会を開催した。

 ツーバイフォー工法耐火建築とは、04年4月に(社)日本ツーバイフォー建築協会が国土交通大臣により、ツーバイフォー工法による耐火構造として認定されたもの。防火地域の多い都内において、木質系で3階以上の住宅、または延床面積100平方メートルを超える住宅や店舗併用住宅の建設が可能となった。

 マインドスクウェア竹ノ塚東は、全12棟のうち耐火建築は1棟。敷地面積109.17平方メートル、建物面積は100.51平方メートル。販売価格は4,380万円。工期は、通常よりも1ヵ月程プラスされ、建物の金額も、3割程アップとなる。
 内壁や間仕切り壁には、アルミ箔を間に挟み、強化石膏ボードが2重にはられている。壁の厚さは外側と内側の両面で5センチほど厚くなっている。
 会見でポラスグループマインドスクェア事業部・事業部長代理の金児正治氏は、「遮音性や断熱性といった性能も優れていることから、今後データで検証し、耐火建築を採り入れるメリットをアピールしていきたい」と話した。

 同社・マインドスクェア事業部では、地域密着の小型経営から事業の拡大を図り、都内の一部へも供給展開していく。現在、東京の城東エリアでの供給を、グループ全体300棟のうち、45%を目標に掲げている。東京都江戸川区西葛西でも22戸の分譲住宅の開発を行なっており、8月に販売する予定。また、埼玉エリアでは、浦和美園駅から徒歩12分のところに、172戸の大型分譲を行なっている。3月から広告を開始し、ゴールデンウィークに販売展開していく予定。

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