森ビル(株)は11日、同潤会青山アパート(東京都渋谷区神宮前)跡地を再開発した複合施設「表参道ヒルズ」をグランドオープンした。
「表参道ヒルズ」は、専門店、賃貸住宅(38戸)などで構成されており、地上6階・地下6階建て、敷地面積6,051.36平方メートル、延床面積3万4,061.72平方メートル。
建築家の安藤忠雄氏が設計をし、建物の高さは、表参道のけやき並木の高さに抑えられ、周辺との調和が図られている。
地下3階から地上3階、総店舗面積は2万4,666.46平方メートルの商業施設には、飲食店や、ファッション店など93店舗が入居。内部の中央は吹き抜けとなっており、周りは「スパイラルスロープ」と呼ばれる、緩い坂道が6層にわたって連なっている。
初日の来場者は、約7万1,000人。訪れた人々は、若い女性から、カップル、ファミリー、年輩者とさまざまで、幅広い年代の人々で賑わった。