積水ハウス(株)は1日、「2006年1月期決算」を発表した。
連結売上高は1兆5,018億5,700万円(前期比9.4%増)、営業利益799億8,000万円(同4.4%増)、経常利益816億9,900万円(同5.7%増)、純利益430億2,900万円(同81.9%増)。単体では、売上高1兆1,455億4,000万円(前期比5.5%増)、営業利益598億6,400万円(同1.7%減)、経常利益631億4,600万円(同1.1%増)、当期純利益330億300万円(同69.3%増)。
主力の戸建て住宅事業では、営業力の強化はもとより、商品において設計の自由度を向上させ、顧客の要望にきめ細かく対応するライフスタイル提案強化の基盤整備を行なった。また、不動産賃貸事業では、2005年2月に積和不動産6社を完全子会社化し、積水ハウスグループとしてのシナジー効果を発揮することにより、一括借上事業をはじめとする賃貸物件管理業務が堅調に推移した。さらに積和不動産各社による賃貸物件の一括借上や管理業務の受託等を積極的に推進し、安定した高い入居率の確保に努めるなど、グループの総力を挙げて提案力の強化に取り組んだ結果、連結経常利益、連結純利益はそれぞれ増益を達成した。
通期は、売上高1兆2,450億円、経常利益770億円、当期純利益435億円を見込んでいる。