不動産ニュース / 調査・統計データ

2006/3/3

都心部の商業施設が上位独占/「住まいの近くに欲しい人気スポット」ネクスト調べ

 不動産ポータルサイト「HOME'S」を運営する(株)ネクストは3日、関東および関西地区在住の20~50代の男女を対象とした「住まいの近くに欲しい人気スポット」に関する調査結果を発表した。

 同調査のサンプル数は1,030人(関東515人、関西515人)で、調査実施期間は2006年2月6日~06年2月8日。

 同調査結果の主な傾向は、以下の3点。

■都心部の商業施設が上位を独占
 東京ディズニーリゾート(以下「TDR」)やユニバーサルスタジオジャパン(以下「USJ」)の2つのテーマパークをはじめとする、お台場、六本木ヒルズ、東京タワーなどの移動や通勤に便利な都心部の商業施設の近くの人気が突出している。
 都心部の人気スポットについて回答者のコメントでは「通勤可能でかつ、ちょっとした自由時間を楽しく過ごせる場所の近くに住みたい」といった声が目立っていたとのこと。また、カテゴリー別で最も得票数が多かった「自然・アウトドア」は、さまざまなスポットに票が分散した結果、ランキング上位に登場しなかった。

■近くに住みたいスポット上位4カ所は、男女共通
 男女ともに人気のスポットベスト4は、TDR・USJ・お台場・井の頭公園であった。男性に人気のスポットは「神社・仏閣」で、穏やかで静かな環境が好まれると同社は分析している。静かで穏やかな環境を理由に挙げた回答が目立っていたとのこと。

■地域の特色を楽しめるスポットの近くに住みたい
 人気スポットのベスト30のうち、関東は「商業施設」カテゴリーが9ヵ所となり、一方関西は「神社・仏閣」が10ヵ所と、両地域の特性がはっきりと分かれた。
 関東では、東京都内の大規模再開発地域にある話題の複合施設や、ランドマークタワーなどの名称が数多く挙がったのに対して、関西では、京都・大阪・奈良などにある寺院など、歴史的建造物が多いことが特徴的であった。

詳細については同社ホームページまで。

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