(株)アルデプロは6日、05年6月に策定した中期経営計画の第2次改定(07年7月期~09年7月期)を策定した。
全国への支店展開、不動産販売の伸長により、07年7月期計画(売上高332億円)を1年前倒しで達成(06年7月期連結売上高予想350億4,700万円)することが確実となり、これまでの成長戦略に収まりきらなくなってきたことから、新たな目標を定めたもの。
従来掲げてきた「中古マンションマーケットのリーディングカンパニー」から、「不動産業界のイノベーター」にテーマを変更。旧来の枠組みである売買・仲介・賃貸・管理にとらわれることなく、不動産ビジネスのバリューチェーンを再構築する先駆者をめざす。
具体的成長戦略は、内部戦略としての「深耕」と、外部成長戦略である「拡張」を併行。「深耕」では、主力の中古マンション再生に加え新築開発事業への取り組み、全国20支店体制構築、オークションへの出店などによるネット売上成約率シェア50%達成、投資用不動産販売などに注力。「拡張」では、仕入れ物件でのPM事業強化、他社との資本提携を中心としたM&A戦略などをあげている。
これらにより、09年7月期売上高1,209億9,000万円、経常利益188億2,300万円、当期純利益100億2,200万円をめざす。