大和ハウス工業(株)は8日、中国における工業化住宅の共同技術開発を目的に、宝業集団股フェン有限公司と提携したことを発表した。
提携先の宝業集団股フェン有限公司は1975年に設立された会社で、総合建築請負、建材生産販売、不動産開発などを行なっている。これまでも中国国内での工業化住宅の技術開発において同社との協力について検討を続けていたが、このたび、共同技術開発の提携に踏み切ったもの。
この提携により、中国で建設・販売可能な工業化住宅の開発に着手、試作棟を建設する。
なお、同社では1972年に中国からの資材輸入を開始、また上海で外国人向け賃貸住宅運営の合弁会社等を設立しており、現在、中国国内で展開するグループ企業は9社。