三井不動産(株)は9日、旧ハザマビル跡地開発「(仮称)北青山プロジェクト」(東京都港区青山二丁目)を着工した。同社が組成した特別目的会社(SPC)(有)コーラス・プロパティが事業主で、清水建設(株)、伊藤忠商事(株)との共同事業。
建設地は、敷地面積6,392.21平方メートル。緑豊かな神宮外苑に隣接する都心では希少な立地に、地上25階、地下3階建てのオフィス、店舗・ショールームからなる複合ビルを建設する。竣工は、08年7月予定。三井不動産(株)は、SPCからアセットマネジメント業務、プロジェクトマネジメント業務を受託。事業全体の管理運営・コーディネイトを実施する。
なお、プロジェクト竣工後は、オフィスの一部を日本オラクル(株)が区分所有し、同社が本社として入居することが決定している。