不動産ニュース / 開発・分譲

2006/3/10

大規模複合都市開発「水都・OSAKAαプロジェクト」概要発表

複合都市開発「水都・OSAKAαプロジェクト」イメージパース
複合都市開発「水都・OSAKAαプロジェクト」イメージパース

 水都・OSAKAαプロジェクト推進委員会(独立行政法人都市再生機構西日本支社、朝日放送(株)、(株)ビープラネッツ、オリックス・リアルエステート(株)、三菱地所(株)、住友商事  (株)、関電不動産(株)、京阪電鉄不動産(株))は、複合都市開発「水都・OSAKAαプロジェクト」の事業計画を発表した。

 同プロジェクトは、中之島西部地区の対岸にある大阪大学病院跡地(総開発敷地面積約2.1ha)に、「文化・情報発信」、「賑わい」、「居住」の3つの機能を備える、複合都市開発。

 都市再生機構のコーディネートのもと、朝日放送の新社屋・放送スタジオをはじめ、ビープラネッツの多目的ホールや高級賃貸マンション、オリックス・リアルエステート、三菱地所、住友商事、関電不動産、京阪電鉄不動産が構成するグループによる、地上50階建て免新タワーマンション、その他伝統芸能教室等の文化施設や、商業施設が誕生する。

 建築家の安藤忠雄氏監修のもと、各敷地設計者のコラボレーションにより、街区全体に一体感のあるデザインを展開していく。
 朝日放送新社屋は、延床面積4万4,800平方メートル、大規模放送局では初の免震構造を採用。関西最大級の超高層マンション「The Tower Osaka」は、561戸(分譲住宅481戸、賃貸80戸)からなり、SI住宅で、オール電化、エコ給湯など採り入れている。
 商業施設は、都市型商品スーパーやフィットネスクラブ、カフェ、レストランなどのテナント構成をめざす。

 中之島は、堂島川と土佐掘川に挟まれ、「水の都」大阪の中心地。本プロジェクトは、都市再生機構が事業者募集を行ない、選ばれた民間事業者によって開発が行なわれる。都市部に残された大規模な空間資源である、大阪大学病院跡地を中之島と一体となった地区として、水辺の環境という、価値のある立地を生かし、複合都市拠点整備を図っていく。

 2006年夏には、多目的ホール、賃貸マンションが着工予定。その後2007年春には、商業施設が着工し、街びらきは2008年春の予定となる。

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