大和ハウス工業(株)と同社子会社である大和工商リース(株)、ダイワラクダ工業(株)および大和物流(株)は13日、大和ハウス工業が株式交換により他3社を完全子会社化することにつき、同日開催の各社取締役会において決議し、株式交換契約書を締結したと発表した。株式交換は8月1日を予定している。
大和ハウスグループでは、従来グループ各社の自主性を尊重し、独立企業として経営を行なってきた。今回の経営統合については、2005年に大和ハウス工業創業50周年を迎え制定した第一次中期経営計画達成に向かう中で、グループ全体の相乗効果の創出と、経営資源の最適化および経営の効率化の観点から決定したもの。これにより、グループ内における事業の過剰な重複や競合の排除、経営の効率向上が可能となる、としている。