ビ・ライフ投資法人(東京都渋谷区、執行役員:上田求氏)は22日、32番目の不動産投資信託(JREIT)として、東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場した。
同投資法人は、資産運用会社「モリモト・アセットマネジメント(株)」(東京都渋谷区、代表取締役社長:浅田利春氏)により、2005年6月7日に設立された。
上場時発行済投資口数は4万1,260口、公募・売り出し価格は1口当たり50万円。賃貸住宅、および商業施設を主な投資対象とする特化型リート。居住施設や商業施設の中でも入居者や消費者に訴求力があり、現代の生活者のニーズに応える物件を選択していくことにより投資主利益の最大化をめざす方針。
なお、2006年11月期(2005年12月1日~2006年11月30日)業績は、営業収益15億3,300万円、経常利益6億9,200万円、純利益6億9,100万円、1口当たり分配金15,677円を予想。また、2007年5月期(2006年12月1日~2007年5月31日)業績は、営業収益10億3,200万円、経常利益5億1,900万円、純利益5億1,800万円、1口当たり分配金12,004円を見込んでいる。
上場初日の始値(初値)は45万円で、その後46万円の高値を付けたが、終値は44万4,000円となり、公募割れでのスタートとなった。
また、同投資法人は同日付けで、「クイズ恵比須」、「イプセ麻布十番七面坂」、「コスモハイム武蔵小杉」など計12物件を取得。取得金額合計は255億9,800万円。