住友林業(株)が資材供給・技術支援を行なう、全国地域優良建設会社277社からなるイノスグループは27日、団塊世代へ向けて、イノスの家「楽人(らくと)」の発売を開始した。
夫婦・家族のそれぞれの趣味やこだわり、暮らし方を深める住まいで、800万人から1,000万人といわれる団塊世代の人々に向け、新しい活動のステージとしての住まいを提案する。
本商品では、新しいプラン提案として、「グラウンドレベルのリビング」を提案。ダイニングや和室などの1階のフロアからステップを数段下りたところにリビングを設置、ギャラリーや作業スペース空間、ペットスペース、工房やアトリエとしての活用などの暮らしを楽しむための空間としている。
基本仕様は昨年9月にイノスグループが基幹商品として統一した「無垢造デザインの家」をベースとし、無垢の構造材の家づくりで、コンピュータによる構造計算を行なう「デジタルフレーム講法」による強度と耐久性を追及している。
価格は3.3平方メートルあたり50万円台より。販売地域は北海道・沖縄を除く全国。販売目標は初年度200棟としている。