伊藤忠商事(株)と(株)オリエントコーポレーションなどが出資するリフォーム事業支援ビジネスを行なう新会社「アスクラスLSA(株)」が4月3日に設立され、営業活動を開始する。
昨年10月、伊藤忠商事内に設置された「リフォーム事業設立準備室」を母体とした会社で、リフォーム市場における地場優良ビルダーを加盟店とし、さまざまな支援ツールを提供、消費者にも住まい関連情報を提供していく。総合商社を母体とした、リフォームの加盟店ネットワークビジネス参入は、同社が初となる。
同社は、新ブランド「アスクラス」の加盟店を募集。加盟店に対しては(1)ユーザーと加盟店の接点を増やすためのアスクラス会員制度の構築、(2)暮らしの専門家・アスクラスコーディネイター育成、(3)ライフスタイル別にリフォーム提案できるツールの構築、(4)リフォーム工事に関する施工チェック体制とリフォーム総合保証制度の構築、(5)リフォームローンの提供、といったメニューを提供していく。
主として伊藤忠の商流を中心としたビルダーを加盟店として募り、5年後には加盟店数1,000店、加盟店取扱高2,000億円をめざす。