不動産ニュース / その他

2006/4/3

積水ハウス、りそな銀行と提携しシニア層向けリバースモーゲージ型ローン導入

 積水ハウス(株)はりそな銀行と提携し、シニア層の住宅建て替え・増改築ニーズに対応すべく、リバースモーゲージ型の新型ローンを開発、4月末日をめどに両社で取り扱いを開始すると発表した。

 この新型ローンは、50歳以上で、日本国籍または外国籍でも日本の永住権を持つ人を対象とした商品。使途は首都圏・中京圏・近畿圏における積水ハウスが請け負う住宅建て替え資金、積水ハウスリフォームが請け負う増改築資金に限定。融資期間は期間を定める場合最長35年で、終身の利用も可能としている。
 同ローンでは、元本据え置きで毎月の利息のみを支払うことも可能であり、また元本の随時返済や、新たに資金需要が発生した場合の随時借り入れ(当初融資額を限度)をすることができるのが特徴。

 同社では、この新型ローンの導入により、少子高齢社会の到来に向け、豊かな老後を送るための新しい選択肢を提案、資金不足や招来のランニングコストに対する不安を払拭し、それらを理由に立て替えや増改築を断念せざるを得なかったシニア世帯に対し、需要の掘り起こしをしていく、としている。

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