不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/4/5

不動産投資・運用市場の活発化が追風に/クリード2006年5月期第3四半期業績

 (株)クリードは4日、06年5月期第3四半期業績(連結)を発表した。

 当期(05年6月1日~06年2月28日)における売上高は120億4,100万円(前年同期比46.5%増)、営業利益は35億300万円(同33.1%増)、経常利益は28億9,200万円(同29.2%増)、当期純利益は21億800万円(同62.7%増)。

 セグメント別では、プリンシパルインベストメント事業で、保有不動産の売却が進んだことにより、営業利益ベースで前年同期比68.4%増。ファンド事業では、運用資産残高の拡大に伴うアセットマネジメントフィーの増加等により同57.4%増と、いずれも大幅な増収増益となった。
 一方、デューデリジェンス事業では評価ニーズの減少、ソリューション事業では成約案件の減少から、2部門では減収減益。
 
 通期業績予想については同日修正を発表しており、2006年5月期は、売上高226億円(前回発表時比5億6,000万円増)、経常利益63億円(同13億円増)、当期純利益41億円(同9億円増)を見込むとしている。
 上方修正の理由としては、プリンシパルインベストメント事業における予想外の大型案件の発生や、ファンド事業でのアセットマネジメントフィーの増加が期初予想を上回る見込みであることをあげている。

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