不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/4/13

次期も50%以上の成長を最低目標に/ランド

 (株)ランドは12日、シニア住宅事業への新規参入などを含めた2007年2月期の事業戦略を明らかにした。

 07年2月期目標は、売上高351億円(前年度比46.8%増)、経常利益38億円(同50.2%増)、当期純利益21億3,000万円(同28.7%増)と、かねてより目標にしてきた「前年度比50%以上の経常利益成長」(松谷昌樹代表取締役社長)を継続する。
 セグメント別では、住宅販売事業が売上高156億700万円(同▲3.0%)、計画戸数525戸。すでに、06年度計上分の4割を契約済み。また、米軍将校向け住宅を供給する「沖縄プロジェクト」について、すでに170億円の土地仕入れを終了。来期も300億円以上の仕入れを行ない、売上げに寄与していく。

 一方、ここ数年力を入れてきた不動産流動化事業は、売上高173億8,800万円(同142%増)と大幅に伸長、最大の収益部門へと成長させる予定。

 また、当期からシニア住宅事業に本格参入。06年2月に100%子会社として(株)ランドネクサスを設立しており、すでに介護付有料老人ホーム第1弾「ネクサスコート本郷」の運営を開始した。
 「住宅のプロ」としてのノウハウを用い、土地オーナーへの有効活用提案として運営に特化。平均的な年金受給者が支払える月額利用料18万円前後のシニア住宅を供給していく。松谷社長は、「今年度は、ほとんど利益寄与しないが、同事業を分譲事業、不動産流動化事業、収益不動産事業に次ぐ第4の事業として中核事業化していきたい」と語った。
 同社では、M&Aも積極化しながら、早期にグループ売上高1,000億円をめざしていく方針。

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