東急不動産(株)は、同社における高齢者住宅事業の第2弾として、「グランクレール藤が丘」(横浜市青葉区)を事業化し、4月21日(金)にモデルルームをオープン、8月10日に開業することを明らかにした。
「グランクレール藤が丘」は、東急田園都市線「藤が丘」駅徒歩2分の立地に供給される介護付き有料老人ホーム。2,684.12平方メートルの敷地に、鉄筋造地上5階・地下1階建て、延床面積1万920.06平方メートルの建物が建設される。室数はシニアレジデンス(健常者向け住戸)80室、ケアレジデンス(介護付き住戸)48室の計128室。
本プロジェクトは、土地所有者が建設する建物を当社が借り受けて介護付き有料老人ホームとして経営するシステムで、施設の運営・販売は同社が設立した(株)イーライフデザインが担当する。
シニアレジデンスは、1Rから2LDKの17タイプのプランバリエーションを用意。クリニックやレストラン、露天風呂付き浴室等の共用施設を配備する。
ケアレジデンスは、18平方メートルタイプに加え、夫婦で入居したい、広い部屋で介護を受けたいといったニーズに対応した36平方メートルの住宅タイプと、ショートステイ用の居室も用意する。
価格については、入居時一括払いの終身利用プランに加え、月額払いプランも導入し、また入居年齢別の料金も設定することで、年齢による負担の不公平感をなくしている。それにより、例えば1LDK・55.22平方メートルのある居室の場合、終身利用プランでは、入居時年齢75歳で約5,020万円、80歳で約4,304万円に、月額払いプランの場合、年齢にかかわらず入居時支払い1,200万円、月々の支払い19万9,000円となる。
同物件についての問い合わせは、グランクレール藤が丘開発準備室(TEL 0120-109-590)まで。