日本リテールファンド投資法人(JRF)は13日、「2006年2月期決算短信」を発表した。
当期(2005年9月1日~2006年2月28日)運用状況の営業収益は130億4,600万円(前期比6.7%増)、営業利益は52億9,000万円(同6.4%増)、経常利益は47億9,600万円(同9.1%増)、純利益は47億9,500万円(同9.1%増)であった。
1口当たり分配金は15,851円、分配金総額は47億9,400万円、配当性向は99.9%。
同投資法人は当期2物件を追加取得、期末時点のポートフォリオは34物件となった。取得価額の総額は3,083億700万円。
インカム型資産については、イトーヨーカ堂やイオンなどのテナントとの長期賃貸契約により、稼働率ほぼ100%を維持。賃料収入は安定的に推移している。
またグロース型資産については、商業施設が持つ潜在価値の最大化をめざし、テナント入れ替えや販促活動を行なったほか、物件競争力を強化するための大規模リニューアルなどを実施した。