(株)東京カンテイは17日、3月度の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。
同調査は、同社に登録された中古マンションの売り希望価格を各行政区単位ごとに集計・算出し、その平均単価を一般的なファミリータイプ価格に即するよう70平方メートル換算したもの。
これによると、首都圏3月の中古マンション価格は2,578万円(前月比6.0%増)と上昇。首都圏の価格は2ヵ月連続で前月比下落していたが、3月の上昇で下落傾向となる前の2004年12月の水準まで戻した。
都県別で見ると、いずれも前月比2%以上の上昇となった。
主要都市別には、千葉市(1,651万円、前月比2.2%増)、横浜市(2,292万円、同2.2%増)、東京23区(3,412万円、同2.0%増)、さいたま市(2,003万円、同5.6%増)となっている。
近畿圏の中古マンション価格は1,640万円(同▲0.4%)と、ほぼ横ばいとなった。大阪府は▲2.1%、兵庫県では▲0.1%となった。
中部圏は、1,359万円(同2.4%増)と上昇。2005年12月以降1,350万円の水準で安定している。