明和地所(株)は、2006年6月販売予定のマンション「クリオ船堀」のエントランスに、国内のマンションでは初めて、音声(声紋認証)で本人確認を行なう、オートロック開錠方式「開けドアシステム」を採用する。
同システムは、同社が、音声認識・認証ソリューションの企画・設計等を手がける(株)アドバンスト・メディア(東京都豊島区、代表取締役社長:鈴木清幸氏)、住空間の防犯性を高めるシステムの開発を行なっている(株)ユニオン(大阪市西区、代表取締役:立野純三氏)と共同開発したもの。
集合玄関キーに搭載した小型マイクに向かって発する声の情報(特徴)を、事前登録した声紋の特徴と照らし合わせることにより本人確認を行なう仕組みで、住人は鍵・声のいずれでも開錠することができる。
また、「緊急キーワード」を設定することにより、侵入被害などの場合、決められた緊急キーワードを発することで、提携警備会社に通報することも可能となっている。
同社では、今後販売するマンションにも随時同システムを導入していく予定。