旭ホームズ(株)は27日、06年3月期(2005年4月1日~06年3月31日)決算(非連結)を発表した。
売上高は30億6,300万円(前年同期比▲19.4%)、営業損失600万円、経常利益0円(同▲99.7%)、当期純損失3億4,100万円の減収減益となった。
主力の注文住宅部門が、同社が得意とする建て替えを中心とした二次取得者層の集客力不足と商品コンセプト改革などの成果が上がらなかったため、完工高17億2,400万円(同▲29.4%)と落ち込んだ。リフォーム部門は、自社で建築請負した顧客へのフォローを中心として受注活動を行ない、売上高2億1,600万円(同38.6%増)と伸長。賃貸事業は、管理物件の減少などで売上高11億1,900万円(同▲5.6%)だった。
今期は、生産性の向上とコストダウンにより収益性の向上を図り、主力の注文住宅部門での業務見直し、受注成約率向上をめざす。業績見込みは、売上高33億円、営業利益3,000万円、経常利益3,000万円、当期純利益2,000万円。
なお、同社は27日開催の取締役会で、代表取締役社長の交代を承認した。新社長には、現住宅営業本部長の西川潤氏が内定。現社長の東條房雄氏は退任する。