不動産ニュース / イベント・セミナー

2006/4/28

旭化成ホームズ、産学共同研究会「ひとと住環境研究会」を発足

代表取締役社長・波多野信吾氏
代表取締役社長・波多野信吾氏
「ひとと住環境研究会」座長・宿谷昌則氏
「ひとと住環境研究会」座長・宿谷昌則氏

 旭化成ホームズ(株)は26日、4月14日に発足した産学共同研究会「ひとと住環境研究会」の説明会を開催した。

 同研究会は、人の健康と快適性を両立させる住環境のあり方を研究することを目的として発足されたもの。
 具体的な活動は、①ひとの生理・心理から捉えた快適性の研究、②健康・快適性と省エネルギーを両立させる住まい・ライフスタイルの研究、③研究成果を反映した実験住宅の建設などとなっている。

 説明会では、同研究会座長の武蔵工業大学 環境情報学部・大学院環境情報学研究科の宿谷昌則教授による基調講演も行なわれた。
 宿谷氏は「これまでの住宅環境は、光、熱、空気、湿気などをコントロールする仕組みなどハード技術が注目されてきたが、これからは住まい方などのソフト技術のことも考えて、2つを等しく捉え組み合わせていくことが必要」などと述べた。

 同研究会では、1年目に一般的な“快適”の概念を問い直し、2年目に実験住宅を設計・建設。3年目以降に実験住宅を用いた実際の居住体験を行なっていく。
 研究成果については、機関紙の発行やフォーラム・シンポジウムの開催などにより、情報発信していく予定。

 なお、旭化成ホームズでは今後、建築環境と消費エネルギーの研究を手がけている宿谷氏に指導を受けながら、人を中心とした健康で快適な新たな住まいづくりを提案していくとしている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆