不動産ニュース / IT・情報サービス

2006/4/28

全国の既存マンション、約30%が旧耐震

 (株)東京カンテイは、2005年末までに竣工した全国の分譲マンションを対象に、都道府県ごとの旧耐震マンションのストックと、都道府県内に占めるシェアを集計、発表した。今回の調査では、1981年6月以降、82年12月までに竣工したマンションについて、「建築確認日」を基に「旧耐震」と「新耐震」を区分している。

 旧耐震マンションは全国で2万2,000棟超、約146万戸にのぼり、都道府県別戸数ベースシェアでは、トップが千葉県で37.2%(12万7,762戸)、次いで大阪府の35.5%(20万7,974戸)、東京都の33.5%(43万9,354戸)という結果となった。大都市圏にかかわらず、北海道、宮城県、広島県、福岡圏にも市街地を中心に数多く所在しており、地域ごとで程度の差こそあれど、全国に広く分布していることが分かった。

 全国行政区分別、旧耐震マンション戸数ランキングでは、ベスト10のうち1位から8位までが東京都区部が占め、トップの港区では、3万6,599戸、旧耐震のシェアは51.5%という高い率となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2026年1月号
地場企業の戦略を探る!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆