不動産ニュース / IT・情報サービス

2006/4/28

「消費税率upの可能性で購入を前倒し」が約4割/ネクスト調べ

 不動産ポータルサイト「HOME’S」を運営する(株)ネクストは、同社運営の新築マンションポータルサイト「新築HOME’S」で、首都圏に在住する20~50代の社会人男女を対象に「今が買い時!?住宅購入意識調査」を実施、その結果を発表した。アンケート実施期間は4月14日~16日で、有効回答数は男性500人、女性500人の計1,000人。

 住宅購入計画についての問いでは、消費税引き上げの可能性を考慮し、購入前倒しを検討しているとの回答が約4割にのぼった。同じく金利の上昇や地価上昇傾向による購入前倒しの意向を持つ回答も、それぞれ約3割(前者29.7%、後者31.3%)となった。

 耐震偽装問題が住宅購入計画に与える影響についての問いでは、「これまでどおりすすめる」との回答はわずか8.9%であったのに対し、「これまでよりは慎重にすすめる」62.5%、「しばらく様子をみる」26.7%と大多数の人が住宅購入に対して慎重になっていることがわかった。しかし、「いったん住宅購入計画を中止する」との回答は1.9%にとどまった。
 
 「今後、住宅業界はどうなっていると思うか」との問いには、「同様の問題で発覚していないものがまだあると思う」が20.8%、以下「似たような別の問題がまだ出てくると思う」18.8%、「チェック体制が強化される方向に向かうと思う」16.5%と続き、住宅業界に対し不信感・不安感を抱いていることがうかがえる結果となった。

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