大和ハウス工業(株)は10日、同社初の中国における分譲マンションを着工したと発表した。
所在地は大連市内、大連空港まで車で約10分の立地で、物件名は「頤和香榭」(イワ シャンゼリゼ)。敷地面積63,550平方メートル、18階建て4棟、14階建て3棟、11階建て3棟の計10棟・600戸からなる大規模マンション。いずれの棟も1階は店舗・住宅で、2階以上は住宅となる。
日系企業による開発物件であることの最大のアピールポイントとして、シックハウス対策を施したほか、高い断熱性能、対候性外壁、24時間対応戸別管理システムなどを採用した、環境型・省エネ型の快適住宅として開発される。
また、スケルトン販売が一般的な中国において、一部を内装付き住宅として提供する予定。
同社が中国人向けに行なう初の不動産分譲事業であり、また大連市における日系および外資系企業による不動産開発の初の事例となる。