(財)首都圏不燃建築公社(略称:不燃公社、理事長:中嶋計廣氏)は11日、東京都千代田区の「ホテルグランドパレス」において、「平成18年度業務説明会」を開催した。
今年度の説明会では、日本経済新聞社コラムニストの田勢康弘氏が「これからの政局」と題した講演を行なった後、中嶋理事長が挨拶に立ち、「平成17年度は各事業とも順調な推移となったが、今年度は当公社にとっても大きな転換期となる。住宅金融公庫が平成19年度から独立行政法人に変わった後どのような事業展開をしていくのか、検討を進めている」と述べた。
また、りそな銀行との提携により、住宅金融公庫とともに、固定金利と変動金利を合わせた新たなローン商品を開発したことが紹介された。
説明会後に行なわれた懇親会には、建設・建築関係者、金融関係者ら約500名が列席。みずほ銀行常務執行役員の伊藤薫氏の挨拶に続いて、りそな銀行常務執行役員の喜沢弘幸氏の音頭で乾杯し、盛会となった。