不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/5/12

3期連続の増収増益に/大和ハウス工業、2006年3月期決算

 大和ハウス工業(株)は12日、2006年3月期決算を発表した。

 連結売上高は1兆5,289億8,300万円(前期比11.9%増)、営業利益800億7,200万円(同18.0%増)、経常利益1,030億7,300万円(同38.9%増)当期純利益は451億8,400万円(同12.2%増)で3期連続の増収増益になった。

 住宅事業は、創業50周年記念住宅「センテナリアン 健康百彩」などの新商品の発売、ニューシングル層のライフスタイルに対応した賃貸住宅「セジュールレセンテ」の発売、都市型マンションや免震工法タワーマンションの販売などにより、売上高9,095億8,700万円(同6.4%増)、営業利益506億9,800万円(同1.9%増)を実現。商業建築事業では、郊外住宅地周辺の幹線道路沿いへの店舗建築や複合・大型商業施設開発などで、売上高4,452億5,100万円(同22.4%増)、営業利益394億1,800万円(同44.3%増)となった。ホームセンター事業は、脱低価格競争に向けた売価見直しや売り場改革を進め、売上高632億7,300万円(同6.9%増)、営業利益11億600万円(同1004.4%増)であった。

 また、大和ハウス工業単体での受注高は、建築請負では戸建住宅が9,013戸(同▲9.2%)・2,752億円(同▲4.7%)。集合住宅が2万7,845戸(同7.0%増)・2,596億円(同11.5%増)など、総計3万6,858戸(同2.5%増)・8,191億円(同3.8%増)。不動産部門では、分譲住宅が1,915戸(同▲7.0%)・434億円(同▲4.5%)。マンション建物が4,889戸(同16.7%増)・1,094億円(同15.7%増)など、総計6,804戸(同8.9%増)・2,776億円(同10.0%増)。これら全てを合計した総受注高は、4万3,662戸(同3.5%増)・1兆1,557億円(同5.0%増)。

 2007年3月期は、売上高1兆6,000億円、経常利益850億円、純利益460億円を見込んでいる。

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