東急不動産(株)は12日、「2006年3月期決算(連結)」を明らかにした。
連結の売上高は5,586億4,600万円(同3.4%増)、営業利益648億6,600万円(同60.9%増)、経常利益568億1,000万円(同84.6%増)、純利益101億4,300万円(同34.1%増)となった。
今期の大幅な増益については、賃貸セグメントにおけるSPCを通じたビル売却の配当増、渋谷南東急ビルなど5棟のオフィスビルと2つの商業施設の通期稼働のほか、減収傾向が続いた既存ビルが増収に転じたことなどが寄与している。
次期連結売上高は、5,800億円、経常利益450億円を、特別損失が減少することから純利益は200億円を見込む。