(株)不動産経済研究所は17日、首都圏・近畿圏における2006年4月度の「マンション市場動向」を発表した。
首都圏における新規発売戸数は4,510戸(前年同月比▲2.5%、前月比▲40.6%)となった。1戸当たりの平均価格は4,639万円(前年同月比16.1%アップ)、1平方メートル当たり単価は58.7万円(同4.4%アップ)。
契約率は82.5%(前年同月比3.1ポイントアップ、前月比▲1.1ポイント)。4月末現在の販売在庫数は5,460戸(前月比▲111戸)となった。
即日完売物件は、「パークタワー目黒」1期1・2次(品川区、141戸、平均7,793万円、平均12.6倍、最高27倍)や、「グランドメゾン杉並シーズン」1期(杉並区、149戸、平均5,614万円、平均1.16倍、最高4倍)など全23物件、1,422戸。
20階以上の超高層物件は、9物件、489戸、契約率は80.0%であった。
近畿圏における新規発売戸数は2,129戸(前年同月比6.5%増、前月比▲27.9%)で、契約率は71.6%(同▲8.7ポイント、同0.7ポイントアップ)。1戸当たり平均価格は3,331万円で前年同月比▲1.7%、1平方メートル当たり単価は44.9万円で同▲0.4%となった。4月末現在の販売在庫数は3,896戸(前月比▲84戸)。
即日完売物件は、「ザ・なんばタワーレジデンス・イン・なんばパークス」3期(大阪市、110戸、平均3,738万円、平均2.8倍、最高11倍)や、「タイムズ・ピース・スクエア」1期2・3・4・5次(大阪市、84戸、平均3,127万円、平均1.3倍、最高3倍)等、全18物件、467戸であった。