不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/5/18

経常利益大幅アップも、減損計上などで純利益は前期比マイナス/2006年3月期、ビケンテクノ連結決算

 (株)ビケンテクノは2006年3月期(05年4月1日~06年3月31日)の連結決算を発表した。

  売上高は286億7,000万円(前年度比15.3%増)、営業利益は14億3,700万円(同5.4%増)、経常利益は16億6,000万円(51.7%増)、当期純利益は3億8,200万円(▲32.0%)であった。

 主力のビルメンテナンス業界では顧客のコスト削減ニーズが高いため、同社グループでは付加価値のあるプロパティマネジメント業務の営業活動に注力。結果、ビルメンテナンス事業においてもプロパティマネジメント業務での展開に伴う不動産投資ファンドや不動産会社からの受注が増加。また不動産分譲事業において大型物件の売却を行なったことなどにより、前期比増収に。営業利益においても、前連結会計年度に大きな手数料収入のあった不動産管理事業や、新設介護施設の開設費などが計上された介護事業で前期比減となったものの、ビルメンテナンス事業や不動産分譲事業、施設営繕リフォーム事業などが順調に推移、全体としては増益を実現した。
 純利益については、減損損失の計上や、たな卸資産にかかる評価損の計上や保証金差仕入先の会社更生法申請による貸倒引当金の設定を行なったことにより、前期比減益となった。

 2007年3月期は売上高292億円、経常利益13億円、当期純利益6億円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。