不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/5/22

原価増・円安の影響を受け減益に/アールシーコア2006年3月期決算

 (株)アールシーコアは19日、2006年3月期決算を発表した。

 連結売上高は90億3,100万円(前期比2.2%増)、営業利益は4億7,500万円(同▲33.9%)、経常利益は5億700万円(同▲21.9%)。減損損失の計上により、当期純利益は8,200万円(同▲77.9%)となった。

 当期は、ログハウス以外の商品シリーズ「エポックス」の充実や、別荘市場の活況を狙った新規事業「フェザント事業(別荘タイムシェア分譲販売)」の立ち上げなど、着実な業績向上への取組みを行なった。
 また、主力である「ビッグフット事業」(ログハウス等のキットの販売及び工事など)については、単独展示場「ビッグフットスクエア」のリニューアルオープンを始めとした営業力強化を行なった。地区販社は30ヵ所にまで拡大したほか、06年3月には、19社目となる新規販社と契約を締結し、北海道帯広市において展示場開設に着手している。

 全セグメントの9割以上はビッグフット事業が占めており、売上高90億3,100万円(同2.2%増)、売上棟数にして870棟(同19.0%増)で増収となったものの、原価増および円安の進行による輸入コスト増が影響し、経常利益ベースでは、約22%の減益となった。

 次期については、地区販社の新規開拓と営業員数の増強、収益構造の改善や北米でのログハウス販売事業の強化などにより、連結売上高109億5,000万円、経常利益6億4,000万円、純利益3億2,000万円を見込むとしている。

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