(株)細田工務店は22日、2006年3月期決算を発表した。
連結売上高は335億200万円(前年比5.2%増)、営業利益13億500万円(同32.3%増)、経常利益11億1,000万円(同66.5%増)と経常段階で黒字となったが、在外連結子会社からの有償減資に伴う為替換算調整勘定調整額1億5,300万円の特別損失計上と、繰延税金資産の取崩しによる法人税等調整額6億1,900万円の計上により、当期純利益は7,200万円(同▲72.0%)にとどまった。
主力の不動産事業は、売上高260億4,700万円(同14.5%増)、営業利益21億9,400万円(同35.4%増)と堅調。その他事業では、収益不動産の証券化業務を本格稼動させるなど1,190万円を売り上げた。
次期は、連結売上高362億円、経常利益11億2,000万円、当期純利益5億1,000万円を見込む。