スターツコーポレーション(株)は25日、「2006年3月期決算」を発表した。
当期(2005年4月1日~2006年3月31日)連結業績の売上高は878億5,500万円(同9.3%増)、営業利益は63億8,700万円(同1.6%増)、経常利益は64億1,000万円(同15.4%増)、純利益は23億3,300万円(同26.1%増)となり、過去最高益を更新した。
セグメント別には、仲介・賃貸管理事業における期末時点の管理物件数が、アパート・マンション7万6,468戸(前期末比6,781戸増)、月極め駐車場台数6万9,927台(同4,847台増)、時間貸駐車場の運営1万1,364台(同2,939台増)をはじめ、全体で住宅16万8,418戸、駐車場8万4,624台となった。また不動産営業店舗「ピタットハウス」は首都圏および関西圏を中心に35店舗を開設、全国261店舗に拡大し、同事業で売上高341億8,800万円(前期比18.2%増)、営業利益38億9,800万円(同14.8%増)を計上した。
なお分譲不動産事業においては、戸建およびマンションの引き渡しが予定どおり終了したものの、長期保有していた商品の売却を進めた結果、売上高は前期比▲8.3%の80億2,000万円、2,000万円の営業損失となった。
次期業績については、賃貸住宅を中心とした建設事業において受注残高が増加してきたことなどから、連結売上高1,010億円、経常利益75億円、純利益25億円を見込むとしている。